東京工科大学佐渡島ボランティア

http://toki-sado.jp/main/post_101.html

東京工科大学は、ボランティア活動の授業の一環として、
合宿形式で佐渡トキ野生復帰ボランティアを行ないます。

東京工科大学とトキの野生復帰連絡協議会は、山村支援を行う山村再生支援センターの働きかけで、より幅広い取り組みを生み出すための三者協定を結び、大学の正式な単位授業としてトキ野生復帰ボランティアを展開します。
山村再生支援センターとトキの野生復帰連絡協議会が共同で東京工科大学での学生向け講義を行ったところ、当初予定の倍近い約120人の参加応募がありました。

そこで、２期に分け、交流会館のある潟上地区のほか、放鳥トキの活動範囲である大佐渡山麓の上横山地区、羽茂大崎地区の方々と一緒に、トキの生息環境づくりの活動を行います。
この活動を機に、地域と学生が互いに刺激を受けて、地域活動が促進され、また都市に暮らす若者たちが、自然や生物との共生について考えるきっかけになればと思います。

＜第１期の活動概要＞
９月２日　潟上地区　ビオトープ整備作業
９月３日　交流会館整備
９月４日　上横山地区　共有林の整備、ビオトープ整備
９月５日　上横山地区　地元学
９月６日　地元学のまとめ、交流会館整備

指導：潟上水辺の会、上横山地区の皆さん、高野毅（トキ連会長）

＜第２期の活動概要＞
９月８日　潟上地区、羽茂地区　ビオトープ整備作業
９月９日　交流会館整備、羽茂地区ビオトープ整備作業
９月10日　羽茂地区地元学
９月11日　交流会館整備
９月12日　瓜生屋地区ビオトープ作業

指導：潟上水辺の会、羽茂地区の皆さん、高野毅（トキ連会長）

なお、上のスケジュールは多少の変更があります。

来週に第１期が出発します。佐渡の知人に電話したら、今年は涼しくてよいですねと言われました。でも、気象庁の予報では、秋は例年より気温は高めだそうです。

竹田さんが苦労して佐渡島における作業内容のプログラムを作成中ですが、おおむねまとまってきました。やはり人数が多いことが最大のネックになっているようです。

食事の準備も時間がかかりそうですから、買出しを効率的に行うため、各班で、朝、昼、夜のメニューを考えておいてください。約５０人分の食事を作るには、何をどれくらい必要かを計算しリストアップしてください。概算でよいですが、各班でまとめてください。バスの中、フェリーの中でも相談しながら佐渡に向かってください。

朝は、パンが良いかもしれません。お昼のおにぎりと一緒にご飯を炊くと、かなりの量が必要になりますから。また食器を洗う手間も少しは省略できます。基本的には、食事を作った班が後片付けをします。

昼は、交流会館で食べるときと、朝のうちに作っておいて、現場で食べる場合とがあります。現場へはおにぎりがよいでしょう。

夜は、バイキング形式でも良いでしょう。いろいろなものを考えてください。なお、４日以降になりますが、買出しなどで板前さんがサポートしてくれる日もあります。

全体的な日程ですが、自由時間はなくなりました。ただ、全員では行けませんが、２～３班単位でバスに乗って、トキの森公園などを見学する時間は半日だけ確保されています。

また、残念ながら１期の祭り参加はなくなりました。１期、２期ともに地元との交流会は１回だけになります。