東京工科大学佐渡島ボランティア

佐渡島でのボランティア活動を初めて３年目で、ようやく大学関係者が佐渡島に視察に来てくれました。

大学生の実際の活動を実際に見ていて、「やはり来てよかった」と話していました。

佐渡市役所、トキ野生復帰ステーション、トキの森公園を案内して、両津港へ。第１期の学生を見送りましたが、偶然トライアスロン参加の先生と合流。無事完走されたようです。

第１期の学生４１名が無事に佐渡島内の作業を終えて帰りました。

彼らを見送るかのように、昨日から放鳥されたトキが宿泊場所の交流会館付近に現れたのです。

明け方の４時ころに起きれば、飛んでいるトキを見ることができるかもしれないと考えて、数名が朝早くにトキを探しに出かけました。幸運にも５時ころに飛び立つトキを発見し、インターネット放送局チームが撮影に成功したようです。

彼らは寝ていなかったかもしれません。帰りのフェリーで寝ていけばと思いましたが、トライアスロンの帰りの客で一杯で、荷物をおくスペースもないくらい混雑していたようです。

新潟港で、第１期、第２期の約１００人の学生が合同で記念撮影をして、第２期の学生５０名が無事交流会館に到着しています。

昨日で第１期の学生の作業が終わり、最終日はお世話になった交流会館を清掃して帰ります。この学生と交代で、第２期の学生が佐渡島に向かいます。

ちょうど、新潟港で全員が集まるような計画にしたので、どこかで約１００名の記念撮影をして欲しいです。

昨日は、放鳥されていたトキ４号が来ていたという上横山の地元学の続きの作業を行いました。

東京の大学生が、昨日地元の方の家などにお邪魔して、気になったこと、興味のあるものなどをカードにまとめるという作業を午前中に交流会館で行い、それを午後に上横山の集会場に持ち込み、地元の方に見ていただきました。

補足の説明などを受けた後で、全員で地域内を歩きながら、さらに地元の方に詳しい説明を聞いたり、生き物などを調査しました。

最後は各班で発表し、調べたカードや作成した地図などを地元に置いていきます。

よそ者が、「この地域は、こうしたほうが良い」などと提案するものではなく、素直に感じたものを地元の方に伝え、地元の方が、地元のよさを再確認していただければ学生も喜ぶでしょう。

最後の区長さんの感想は、「１日目、２日目の作業中に、新聞社やテレビの方々から大勢の学生が地元に来て作業をすることをどう思いますかなどと質問されたが、正直なところわからないと答えていた。でも、今日ははっきりと良かったといえる」ということでした。

参加した学生の何人かは、また来年に上横山に足を運ぶと思います。