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臼ヶ滝

 トキが最後まで生息していた場所の一つで、新穂村がトキ保護のために管理をしていました。現在は佐渡市が引き続いて管理をすることになったと思います。

(参考資料)http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/kaetu/knowledge/pdf/toki.pdf

 他のビオトープは地元の住民の方が管理していますが、この臼ヶ滝にはどなたも住んでいません。また棚田の田んぼも放置されたままです。

 過去の作業についてはこちらに報告があります。
http://toki-sado.jp/blog/2005/06/post_57.html

 東京工科大学では、初年度の2007年から、トキ交流会館前のビオトープの整備を手伝ってきました。ようやく2010年にトキがエサを探しにきたというニュースがあり、喜んでいたのですが、2011年の夏にはある事情からそのビオトープの整備が出来なくなりました。

 そこで、佐渡シルバー人材センターから提案があったのが、この「臼ヶ滝」です。

 佐渡シルバー人材センターには「トキトーク」という事業を行う予算があり、昼間に佐渡シルバー人材センターの会員の方々と大学生がビオトープ整備などの作業を行い、夕方にその作業の感想などを情報交換しながら世代間交流をするものです。佐渡シルバー人材センターが国土交通省に提案して認められた事業のようですが、事業仕分けのためでしょう、残念ながら今年度が最後になります。

 東京工科大学の佐渡島ボランティアは、どこかからの助成金がないと実施できないものではなく、基本的には学生の参加費で実施しています。希望する学生が現れる限り継続して行えます。

 佐渡シルバー人材センターからの提案は8月30日の作業だけでした。臼ヶ滝の話を聞いているうちに、「もしかすると、ここでヒナが誕生するかもしれない」と思い、2011年度の予定している第1期から第4期のすべての学生に臼ヶ滝で作業をしてもらうことにしました。

 このページは、そういう経緯で始まった東京工科大学の作業を記録しておくことにします。

今年から佐渡市のビオトープを整備することにします

 次の記事に紹介されている臼ヶ滝という集落にある佐渡市のビオトープを、今年から東京工科大学がサポートすることになりました。
第1期から第4期まですべての学生に行ってもらいます。
http://www3.plala.or.jp/sado_landscape/falls/018_1%20usugataki/18_1%20usugataki.htm

是非、トキが訪れる場所に整備しましょう。

臼ヶ滝のボランティアについては、次の記事くらいですね。あまり継続して行なわれていないようです。

http://toki-sado.jp/blog/2005/06/post_57.html

(
2011年6月26日)